【画像倉庫】BDSMめいた世界?
「花咲くいろは(2011年)」放映時、アメリカでちょっとした事件があった。その緊縛回にショックを受けた親達が子供に視聴を禁じようとしたところ、かえって若者層の間でのこの作品の人気をカルト級に高めてしまい、さらには一時的とはいえネット上におけるBDSM=Bondage(ボンデージ=拘束)、Discipline(ディシプリン=支配と服従)、SM(Sadism & Masochism=サディズム & マゾヒズム)関連情報流通のトラフイックまで増やしてしまったのです。この様に結果としては完全に逆効果となってしまいました。
そしてその結果、(私も含め)多くの人間がBDSMを「くすぐり」の一種として捉えられるのではないかと考える様になったのです。
Bondage(ボンデージ=拘束)
ドイツが日本と並ぶ「本場」である事が改めて確認されました。Discipline(ディシプリン=支配と服従)の要素も入ってくるので綺麗に直交規定が切れているとは到底いえません。
Tumbr全盛期に当たる2010年代前半にはナルト世代やアバター世代を自称したニンフェット(Nymphet。ウラジーミル・ナボコフ著の小説ロリータ(1955)に由来。概ね10歳~14歳、すなわち女子が成長速度で男子を追い抜く小学校高学年から再び抜き返される中学生頃に該当)集団が曲がりなりにもこの方面に関心を向けたのは、成長の不揃いな自分の肉体に抱える劣等感(自尊心の低さ)と何か関係があったかもしれません。
SM(Sadism & Masochism=サディズム & マゾヒズム)
一番「くすぐり」の感覚に近そうですが、これにもDiscipline(ディシプリン=支配と服従)の要素が入ってくるので綺麗に直交規定が切れているとは到底いえません。